免許証、マイナンバーカードなどのサイズについて
こんにちは!カード印刷のブログです。
個人を特定する時に使われる免許証、パスポート、健康保険証、マイナンバーカードなどを提示することが多々あると思います。
多くの人が使っている「免許証」と「マイナンバーカード」などのカードサイズについて色々と調べてみましょう!
「免許証」
運転免許証については、色々な歴史があり、昭和の中頃時代には見開きの紺色のものだったそうです。
運転免許証のサイズ遍歴
以前の運転免許証サイズは、現在のものより大きく、「97×69mm」だったようです。
1994年(平成6年)5月10日施行の道路交通法改正により、現在のサイズになりました。また、運転免許証のICカード化(2007~2010年)に伴い、厚さが従来の0.5mmから0.26mm厚くなり、現在の0.76mmとなりました。
※クレジットカードと同じサイズ(JIS規格/ISO/IEC 7810)になっているのです。
(出典:size.comより)
以前のちょっと大き目の免許証には本籍地が印刷されていました。現在のICカードでは空欄になっています。
厚みが0,76mmとなったことで少しお財布に入れるのに厚みを感じます。
マイナンバーカード
2016年(平成28年)1月からマイナンバーカードが発行開始されました。
2022年12月11日時点、マイナンバーカード申請枚数は7,844万5,132枚、交付枚数は6,925万8,834枚。 人口に対する交付枚数は55%にまで増えているようです。
※2023年1月6日松本総務大臣の発表によると1月4日付けで「申請件数がおよそ8300万件」に達したようです。
サイズを知らべてみると
ほぼ免許証と同じサイズのようでした。
※実際に免許証とマイナンバーカードを重ねてみるとほぼほぼ同じサイズであることがわかります。
➡2024年(令和6年)9月1日現在の交付状況は、↓ ↓ ↓
(出典:総務省HPより)
その他のカード
財布の中に入っていた健康保険証もサイズを比べてみると縦54mm×横86mmで、ほぼ同じ大きさでした。
他にも「クレジットカード」と比べてみましたが同じサイズでした。
交通系ICカードも重ねてみてほぼ同じサイズでしたが、右下にキリカケが入っています。
最近使っていないtaspoカードについてもほぼ同じサイズでした。
ただ、厚みがちょっと弱いというか?フニャとした感じです。TypeAのmifareカードなので、あまりこしが無いのでしょうか?
磁気式定期券
Suicaなどの交通系ICカードでも定期券になるので、かなり数が減っている自動改札機に投入する「磁気式定期券」サイズは少しだけ違うようです。
このサイズは、日本鉄道サイバネティクス協議会で策定された標準化規格(通称「サイバネ規格」)にて定められたサイズであり、ICカード定期券と比べると少し大きめなようです。
まとめ
色々なカードサイズを比べてみると、だいたい同じサイズになっていることがわかります。
ただ、プラスチックカードの厚みが0.76mmというのはお財布にかさばってしまい優しいとは思えません。
従来の磁気式定期券0.25mmの厚みなら違和感無いのでは?
と思えてしまうのは、管理人だけの感想でしょうか?