2022年は会員カードをスマホアプリに入れた年でした
こんにちは!カード印刷のブログです。
2022年の大晦日を迎え、この1年間で会員カードを持たずともスマホアプリに入れた年だったと思います。
ApplePayに取り込んだICカードは使えない!
iPhone8以降の機種で使えるApplePayですが、クレジットカード以外に会員カードの取込みも進化して「nanaco」と「WAON」カードをiPhoneに取り込むことでアプリとして使えるようになりました。
→取込まれたICカードはどちらも使えなくなりました。
イトーヨーカドー、セブンイレブン、イオンなどでICカードを使う場合、iPhoneからの操作で完結できるようになりました。
※nanacoモバイル for AndroidやAndroidのモバイルWAONアプリでは、カード情報が元々あるので、ICカードをスマホに引っ越しすることは出来ないようです。
ちなみに、SuicaカードをApplePayでiPhoneに取り込んだ場合、
Apple Payへの取り込み操作完了後のSuicaカードは利用不可となり、Suicaカードに情報を戻すこともできません。 Suicaカードの預り金(デポジット)500円は、Apple PayのSuicaへSF(電子マネー)として加算されます。 Suicaカードの返却は不要です。と、nanaco、WAONと同じ結果でした。
カードもあるけどアプリもある
従来の会員カードもスマホのアプリも使えるサービスがたくさんあります。
・JR東海のエクスプレス予約は、専用のEX予約ICカードで使っていましたが、現在は、JR東日本のモバイルSuicaで使えるのでICカードを持ち歩く必要がなくなりました。
・出張時に良く使われる「APA MEMBER’S CLUB」カードもスマホアプリで使う頻度が増えています。
・会員カード(メンバーズカード)もiPhoneアプリで使うものが増えてきました。
ニトリ、ドン・キホーテ、コーナン、DCM、JOSHIN、AOYAMA、アオキ・・・
家電量販店大手のヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ビックカメラなどはかなり早い時期からアプリに移行しています。
最も古いと思われるJAL、ANAのカードも随分前からアプリでしか使っていません!
他にもオートバックスやニコニコレンタカーなどアプリだけで使っている会員カードがとっても増えてきました。
ポイントカードについても、以前良くローソンで使ったいたPontaカードはアプリだけで使うようになりました。(ApplePay)
Tポイントカードもdポイントもアプリで使っています。
(JREポイントはアプリを入れていますが、あまり使い勝手が良くないので使っていません。)
スーパー「ライフ」の会員カードもアプリで使っています。
これからの会員カード
今年、iPhoneの中にたくさんのカードアプリが入りました。
iPhoneさえ持っていたら、QRコード決済などでキャッシュレス決済し、ポイントもつくなどワンストップになりとても便利になりました。
問題は、iPhoneを落とした場合、大変なことになるものと予測しています。
個別にカード情報やポイントカード情報を登録している為、紛失した場合、その1つ1つで紛失届を出して再発行・再発行を繰り返す必要があります。
スマホの機種変更した時も、スムーズに移行できるのか?不安があります。
そんなリスクを考えていたら、スマホアプリを増やさずに、カード会員証を使い続けるという選択肢も残っている方が良いのではと思います。
なので、ApplePayに入れた使えなくなったICカードを復活させようか?なんて考えている次第です。
2023年には、どんなサービスが登場するのか?会員証カードはますます少なくなっていくのか?
時代の流れが、どういう方向となるのか?Watchしていきたいと思います。
来年もどうかよろしくお願い申し上げます。
【カード印刷工場スタッフ】